HUBLIC OFFICE

PROJECT

まちと融け合うオフィスのカタチ

CONCEPT

社員の社会的責任意識を育み、
エンゲージメントを高めるオフィス

HUBLIC OFFICEとは、企業の私的空間内に公共空間とのハブ的スペース(=HUBLIC スペース)を持った新しいオフィスのカタチです。
神戸大学の経営学者國部克彦教授は「企業で働く人間が社会的責任を履行するためには、経済組織である企業の中に公共的な空間を確保することが必要である」と述べ「私的領域の公共領域化」というコンセプトを提示しています。つまりHUBLIC OFFICEでは、HUBLIC スペースにおいて誘発される社員と地域市民の交流によって、社員一人ひとりの社会的責任意識の醸成することが可能になります。

5 ESSENTIALS

HUBLIC OFFICEは、5つの必要条件を満たさなければなりません。①オフィスに包摂された公共空間、②社員と地域市民のゆるやかな交流、③地域にフィットした場のデザイン、④高い求心力を持った空間デザイン 、⑤柔軟で寛容な共創型マネジメント。これら5つの条件を満たすことによって社員の社会的責任意識の醸成が促されます。

  • 1.オフィスに包摂された公共空間
  • 2.社員と地域市民のゆるやかな交流
  • 3.地域にフィットした場のデザイン
  • 4.高い求心力を持った空間デザイン
  • 5.柔軟で寛容な共創型マネジメント

BENEFITS

企業のベネフィット①: 社員の社会的責任意識の醸成

近年、企業の社会的責任遂行への要請が世界的に高まり、日本においても企業活動へのSDGsの統合やESG経営の推進が重要な経営課題となっています。このような背景から、多くの企業が自らのパーパス(存在意義)を明らかにし、これに導かれた経営への取り組みを進めています。しかし、パーパス主導の経営を推進するためには、経営陣はもとより社員個々の社会的責任意識の醸成が不可欠であり、このことは多くの企業が抱える共通の課題となっています。 HUBLIC OFFICEは、この「社員の社会的責任意識の醸成」という難題を解決する最も効果的なアプローチのひとつです。

企業のベネフィット②:従業員エンゲージメントの向上

従業員エンゲージメントは、「会社への理解度」「会社への共感度」「行動意欲」の3つの要素から構成されています。 HUBLIC OFFICEの取り組みは、社員の中に会社への共感と仕事への主体性を育み、従業員エンゲージメントを向上させます。

企業のベネフィット③: 出社したくなるオフィスの実現

コロナ禍によって強制的に進められたリモートワーク化は、私たちの働き方の選択肢を増やしました。しかし同時に、社員同士が直接向かい合うコミュニケーションの重要性を再確認させられる機会でもありました。今、多くの企業が社員に対しオフィスへの回帰を望んでいます。しかし出社が当たり前ではなくなってしまった現在、社員のオフィス回帰を促すためにはオフィス環境の新たな価値・魅力を提示する必要があります。 HUBLIC OFFICEは、「出社したくなるオフィス」「愛着を持てるオフィス」の実現という点においても有効なアプローチです。

CASE

HUBLIC OFFICEは、地域環境やオフィスの規模などの条件に合わせて多様な運営形態を選択可能です。

親子向け屋内プレイスペース

子どもたちの多い地域で中〜大型のオフィスのワンフロアを開放した「親子向け屋内プレイスペース」。 例えば「工作」や「運動」など自社の事業と関連付けた企画でユニークな体験を提供。ブランディング効果も期待できます。運営自体はアウトソーシングすることでカフェなどを併設し、低コストで運営を実現します。

地域開放型社員食堂

オフィス街や大学生の多く住むまちなら「地域開放型の社員食堂」もおすすめです。リーズナブルな価格で栄養バランスやカロリーを意識したメニューを提供することで、社員と地域の健康づくりをお手伝い。 「子ども食堂」など社員協働のイベントを行うことで地域とのゆるやかな交流を生み出します。

マイクロライブラリー

子どもたちの多い地域で比較的小〜中型のオフィスなら「マイクロライブラリー」がおすすめです。 オフィスの一角からワンフロアまで、最小限のリソースで運営可能。選書に自社の個性を持たせることで、ブランディング効果も期待できます。 カフェを併設するなどアレンジも自在です。