Shioya 5-chome Project

Public Renovation

塩屋の斜面に建つプレハブの空き家を、古材活用の拠点へと転換したリノベーションプロジェクト。
オーナーが長年にわたり地域の解体現場から救出・ストックしてきた柱・梁・ドア・窓などの古材を、地域資源として循環させる事業の場として計画した。設計にあたっては意匠の検討に先立ち、この建物がまちの中でどのような役割を担うべきかをオーナーとともに議論することからスタート。「まちに開かれている」というメッセージを一瞬で伝えるため、救出した古材の窓枠を最大限に活かした大開口を南面に配置し、坂の下からでも視線を引き寄せるシンボリックな外観とした。また、古材を扱う拠点としての機能性を確保しつつ、現場を熟知した工務店と対等な関係で進める協働プロセスを採用。建物の設計と事業の設計を同時に考えることが、空き家活用における建築家の本質的な役割だと捉え、継続的に使われ続ける場のあり方をデザインした。

Location

Shioya/Kobe

Principal use

Salvaged Material Hub

Construction type

Renovation, Interior

Architects

Maho Akimatsu

Contractor

Hayashi building contractor

Planning area

80.85㎡

Photographs

Maho Akimatsu

2023